卒業研究発表会 article

 12月16日(水)卒業研究発表会が本校体育館で行われました。

 卒業研究は3年生が2年生の終わりから自分の進路に関係のあるものを中心として研究テーマを決め、1年間かけて調べてきたもので、その生徒にとって本校での「学び」の総まとめとなるものです。3年生の中から代表12名を決め、全校生徒の前でパワーポイントを使って1人10分から12分の持ち時間で発表を行いました。

 「ハイブリットカーはエコカーだ?」と現代の常識に疑問を呈するものから「人を美しく見せるヘアメイク」、「食とアレルギー」など実際に実験を行った発表や「小学校外国語活動―導入によって学力はどう変化していくのか-」として学校教育についての研究発表があり、ほかにも「危険な食品添加物-健康な食生活を営むために-」、「声とは…」、「ねこの行動と心理について」、「ファストファッション-ファストファッションの裏側-」、「半永久機関の想像」、「昔と現代の子どもの遊び」、「笑う門には福来たる」、「卒業ソングをつくろう!」などの発表があって、発表の後の質疑応答でも多くの質問があり盛り上がった会となりました。最後の発表の「卒業ソングをつくろう」は、歌の作り方の説明から実際の歌の演奏まで行う力作でした。アレンジによって歌がどう変わるかを調べ、アレンジの効果について作り手側の考えと聞き手側の意見との違いをSNSを使ったアンケートで調査して歌作りに反映させていました。発表の最後に流れた発表者自作の「卒業ソング」には、生徒の多くが聞き入っていました。

 今年の卒業研究については、研究の深化を図るというのが大きな目標でした。研究レポートの作成やパワーポイントを使った発表など、全ての3年生が課題をこなす中で資料活用能力やプレゼンテーション力を向上させられたほか、研究をつうじて自分の関心を自らの「学び」につなげていけたのではないかと考えています。

 最後に、今回の発表会に際しまして来賓の方や保護者の皆様にもお忙しい中御来校頂きましたこと、非常に感謝しております。この場をお借りしてお礼申し上げます。

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