１月４日から１月６日の３日間、大山ホワイトリゾートにてスキー・スノーボード実習が行われました。岡山御津高校では、事前指導、事後指導を含めてスキー・スノーボード実習に参加し実技テストに合格すると、１単位分の単位認定をしています。今回はスキー９名、スノーボード４名、計１３名の参加者で行われました。

初日は宿舎到着後開校式が  行われ、午後から実習となりました。最初はスキー組、スノーボード組に分かれ、経験者、未経験者ともに基礎練習からスタートしました。昨年経験している生徒も感覚を取り戻すのにかなり苦労をしていました。初めて参加する生徒は滑ることはもちろんですが、リフトの乗り降りにも苦労している様子でした。しかし実習の後半には恐怖心もなくなり転倒することを恐れず滑っていました。

　２日目は天気も良く最高のスキー日和となり、朝から実習を開始しました。

前日の基礎練習の成果もあり、午前の実習からゲレンデツアーに参加する生徒や上級者コースを滑る生徒もいました。また前日には四苦八苦していた生徒もＳ字滑走や直滑降などが午前中にはできるようになり、午後からは全員が上級者コースを滑ることができました。翌日は実技テストがあるので「テストまでしっかり練習するぞ！」という思いを胸に２日目も実習終了しました。

　最終日は朝から雨、風の影響でリフトが運行中止となり、ゲレンデでの実習を行うことができませんでした。せっかく２日間かけて滑れるようになった生徒からは「滑りたかった・・・」などため息が出ていましたが、天気には生徒の思いも勝てませんでした・・・。

しかし宿舎前にて小範囲ではありましたがスラロームの実技テストを行い、２日間で培った技術を存分に発揮していました。実技テストを終えると全員で雪だるまを作り大いに盛り上がりました。そして全日程終了後、閉校式を行い無事に実習を終えることができました。帰り際には「来年も参加したい」「楽しかった」などの言葉がどの生徒からも出ていました。

３日間の実習を通してスキー、スノーボードの楽しさを存分に味わえたと思います。実習だけでなくこれからもスポーツで大自然と触れ合う機会を持ってくれればと思います。