校長挨拶



学校経営目標
『真に選ばれる学校としての信頼を高める』

 
 本校は、長い歴史と伝統を持つ岡山県立金川高等学校と福渡高等学校が統合し、平成17年から岡山県立岡山御津高等学校として再スタートし、11年目を迎えました。今年度はこれまでの10年間を振り返り、旧御津町金川地区に立地する意義を確認しながら、今後10年でさらに発展するよう基盤固めを行うこととしております。

 岡山御津高校は1学年4クラスの総合学科高校です。総合学科は、普通科と専門学科に続く3番目の学科として、生徒の学習の選択幅を拡大するよう設定されました。総合学科の特色は、@将来の職業選択(上級学校卒業後の職業選択を含む)を視野に入れた自己の進路への自覚を深めさせる学習を重視する、A生徒の個性を生かした主体的な学習を通して、学ぶことの楽しさや成就感を体験させる、ことになります。こうした特色を踏まえ、本校では、普通科と商業教育を中心とした教育課程を編成し、生徒の個性を生かした主体的な学習形態、多様な能力、適性、進路に応じた柔軟な教育を目指すこととしています。学校を「学びの場所」「自己を鍛える場所」「可能性を追求する場所」として捉え、ルールやマナーを遵守し、社会人としての規範意識を築くとともに、教育活動を通して郷土、地域、社会を生き抜く人材、必要とされる人材を育てたいと考えています。

 今後、地域から、中学生とその保護者の皆様から、「真に選ばれる学校としての信頼を高める」ことを目標に、これまでの取組を継承しつつ、必要な改善や新たな発想を取り入れることを研究していきます。在校生はもちろんのこと、今後入学してくる生徒諸君が、生き活き、のびのび、はつらつと学び続けることができる学校として生まれ変わります。ご期待ください。

校長 神田 亮一